情報セキュリティマネジメント試験の受験体験

資格対策​

今回は筆者が情報セキュリティマネジメントを受けた感想と合格までの学習方法を紹介します

情報セキュリティマネジメント試験とは

 情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティマネジメントの計画・運用・評価・改善を通して組織の情報セキュリティ確保に貢献し、脅威から継続的に組織を守るための基本的なスキルを認定する試験です。

主な試験内容

試験時間120分 60問
試験内容科目A:情報セキュリティに関する単語や基礎知識を問う問題(4択問題)×48問
科目B:身近な事例からセキュリティ対策を考える実践的な問題(多選択問題)×12問
合格基準600/1000点
出題範囲情報セキュリティ全般
テクノロジ:ネットワーク、データベース、システム構成要素
ストラテジ:システム監査、サービスマネジメント、プロジェクトマネジメント
マネジメント:経営管理、システム戦略、システム企画
参考:https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/outline.html IPA情報セキュリティマネジメント特設サイト

勉強時間は?

筆者の勉強時間は以下の通りです。

総学習時間 約50時間

1. 参考書一冊分勉強(科目A・B) 10時間
2. 過去問道場を一通り学習(予想問題含む20回分) 40時間
3. 前日復習 5時間程度

参考書一冊と過去問道場を一通り行い730点で合格しました。

オススメの勉強法としては、まず参考書一冊を軽く読んでからひたすら過去問道場を解きます。後は正答率が平均で70~80%くらいになるまで頑張ります。

科目A・Bどちらを優先すべき?

 優先するべきは科目A問題です。科目B問題は科目Aで出題される単語を理解している想定で問題を出題してきます。そのため、最低限の単語の意味を理解していないと科目B問題の正答率を上げることは困難です。科目A問題7~8割程度の正解できるようになってからB問題を対策すると効率的に勉強することができます。

情報セキュリティマネジメントは取りやすい?

 情報セキュリティマネジメント試験は、ITパスポートや基本情報技術者試験など取得しているのであれば勉強時間はそれほど必要ではありません。筆者のようにITパスポート取得後に勉強すれあば50時間程度取得可能です。内容としてはセキュリティとネットワーク、その他セキュリティに関わる法務知識などが中心なので、ネットワークセキュリティに苦手意識があると結構大変です。しかし、覚える範囲に関してはITパスポートより格段に狭いので、人によってはITパスポートより簡単に取得可能です。

今後試験を受ける方へ

 情報セキュリティマネジメント試験はITパスポートのネットワーク、セキュリティの範囲を少し深堀した試験内容になっています。もしITパスポートを取得したことがない人は、ひとまずITパスポートの参考書内のネットワーク、セキュリティ問題を少し読んでみていけそうなら情報セキュリティマネジメント試験に挑戦してみましょう

タイトルとURLをコピーしました